このたび『第11回山口県介護老人保健施設大会』を山口県老人保健施設協議会主催、長門・萩ブロック圏域の5施設主管でルネッサながとを会場に平成29年10月7日（土）に開催致します。
　本大会の運営に関しては、平成23年度より県内を9圏域・6ブロックとし、主催は協議会が、主管は6ブロック間で年度ごとの持ち回りで行っております。平成23年度の第6回下関大会から今回の第11回長門・萩大会で大会の主管が一巡することとなります。
　 平成27年度の介護報酬改定においては、団塊の世代が後期高齢者となり、医療費の増加となる2025年問題に対し、徹底した施設から在宅への方針が打ち出され、今後医療・介護の必要な高齢者の受け皿づくりが急務となっています。このような環境下で、県内の病院と在宅の中核施設としての役割を担う私たち介護老人保健施設への社会的期待は益々高まり、それに伴い果たすべき責任も一段と拡大するものと思われます。そこで、大会テーマを『これからの老健に求められるもの　～地域包括ケアにおける理想の中核施設を目指して～』と致しました。
　演題発表者の皆様におかれましては、日頃それぞれの現場で取組んでおられるケアの事例報告や研究成果について発表して頂き、ご参加された皆様と活発な意見交換が行われますことを、そして、今後の介護老人保健施設の役割や方向性に関して具体的な議論が出来れば今回の大会が意義あるものであったと考えられます。
　多くの皆様の演題発表とご参加を心よりお待ち申し上げています。

2017（平成29）年3月